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太陽誘電株式会社と東北大学が共同研究部門を開設
水素製造等の高温エネルギー変換デバイスの開発を加速

【発表のポイント】

  • 2024年10月1日に太陽誘電株式会社と東北大学グリーンクロステック研究センターが共同研究部門を開設しました。
  • 太陽誘電株式会社の技術ノウハウと東北大学の先端研究リソースを融合します。
  • 発電、水素製造等に用いる高温エネルギー変換デバイスの評価・解析技術の向上と高信頼性の確保を図ります。

【概要】

太陽誘電株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:佐瀬克也、以下、太陽誘電)と国立大学法人東北大学(総長:冨永悌二、以下、東北大学)は2024年10月1日に高温エネルギー変換デバイスの技術開発促進を目的として、共同研究部門を開設しました。

太陽誘電は、素材の開発から出発して製品化を行うことを信条とし、創業以来培ってきた独自の要素技術にさらに磨きをかけ、エレクトロニクス技術の進化を支えてきました。そして、そのモノづくりの技術やスキルの高度化をグリーン技術課題にも展開しています。一方、東北大学は、グリーンクロステック研究センター、SOFC/SOEC実装支援研究センター(注1)など、高温作動の燃料電池・水素製造デバイスに関する研究リソースが充実しています。

今回設置された共同研究部門では、太陽誘電の技術ノウハウと東北大学の先端研究リソースを融合し、これら高温エネルギー変換デバイスの重要課題である評価・解析技術の向上と高信頼性の確保を図り、早期の社会実装に向けた研究開発を加速します。

【部門名称】 高温エネルギー変換デバイス共同研究部門

【研究内容】 高温エネルギー変換デバイスの開発・評価手法の確立

【設置期間】 2024年10月1日~2027年9月30日(3年間)

【部門構成】

高村 仁(教授:大学院工学研究科/グリーンクロステック研究センター)
川田達也(教授:大学院環境科学研究科/グリーンクロステック研究センター)
佐藤一永(准教授:大学院工学研究科/グリーンクロステック研究センター)
黄 恰暉(特任助教:グリーンクロステック研究センター)

「高温エネルギー変換デバイス共同研究部門」参画メンバー